燗で楽しむ能作の酒器

燗で楽しむ能作の酒器
夏が過ぎ肌寒くなってくると、
燗酒がより美味しく感じます。
沸騰したお湯を用意し、日本酒を
ちろりに注ぎ、湯せんにかけ
お好みの温度になるまで、じっと眺める。
一見手間とも思えるような作業も、
こだわりの「ちろり」であればそれもまた一興。
錫は熱伝導がよいため、燗が早くつき
まろやかな口当たりを楽しめます。
お好みのお酒でぜひ一度試してみては。
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燗酒おすすめアイテム

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錫のちろりの魅力とお燗のつけ方
錫のちろりは重厚で高級感があります。
昔からお酒の飲み方にはあこがれのちろりです。
少しピリピリッと刺激のあるお酒をしばらく錫のちろりに入れて
おくだけでも、味わいの変化を感じられると思います。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
日本酒は温度があがるとお酒の甘みが引き出され、
膨らみのある味わいになります。
お好みの温度でお楽しみください。
※錫のぐい呑に注いで燗酒をお楽しみになる場合には、お酒の温度が55℃以上になりますと器が熱くなりますのでご注意ください。
ADVISER 山上 弘茂人さん
金沢市尾山町にある「日本酒バル 金澤酒趣」店主。
一級酒造技士、清酒専門評価者、唎酒師、ソムリエ、SAKE DIPLOMA。酒蔵「菊姫」で26年間に渡って酒マイスターとして酒造り・品質管理に携わった日本酒の専門家。