書籍『社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密』

「儲けろ、利益を出せ」と一切言わずに、
営業なし、社員教育なしで、社員15倍！
見学者300倍！さらに売上10倍！
伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

『カンブリア宮殿』に出演(2019年9月12日)した能作克治（現・代表取締役会長）初の著書です。
かつては従業員10名足らずの鋳物工場の下請け業者で、地元の人からも伝統産業を軽んじる言葉を投げかけられ悔しい経験をした能作は、「地域の鋳物職人の地位と誇りを絶対に取り戻す」と強く誓う。鋳物現場で18年間必死に働きながら、伝統産業を知ってもらうために積極的に工場見学を受け入れ続け、自社ブランド製品の開発製造にも着手した結果、見学者は300倍、さらに売上は10倍に。

北陸新幹線・新高岡駅からタクシーで3,000円以上もかかる「片田舎」にある創業100年超えの老舗鋳物工場に、なぜ年間13万人も来場者が殺到しているのか。職人の平均年齢は30代前半！なぜみんなイキイキと仕事を楽しんでいるのか。地域と共存共栄して敵をつくらず、営業なし、社員教育なしで、社員も、取引先も、見学に来る大人も子どもたちも、なぜみんな笑顔になるのか。その秘密を紐解く一冊です。

 

【目次】
プロローグ　社員15倍！見学者300倍！今、「踊る町工場」で起きていること
第1章　社員教育をしないと、社員が早く育つ理由
第2章　ニューヨーク、三越、パレスホテル東京でも大ヒット！「曲がる食器」のアイデアはこうして生まれた
第3章　なぜ、営業しなくても、売上が10倍になったのか？
第4章　同業他社と戦わず地域と共存共栄しながら、見学者が300倍になった仕組み
第5章　あえて計画は立てず、やりたいことは全部やる
特別付録　能作が絶対に赤字にならない6つの理由
エピローグ　次世代に伝えたい僕からのメッセージ